田舎の都市のお一人通信

一人暮らしは田舎の都市がオススメ

安定の五月 日曜 朝

五月はこの地方では一番良い季節。天気も大きく崩れる事が無い。

ただ、食べ物は端境期と言うか魚が少ない。

名物のブリ、カワハギ、紅ズワイカニは冬、ホタルイカももうボツボツ旬が終わる。

こうなるとスーパーの鮮魚店では県外物の刺身が並ぶ事になる。

何しろ毎日『刺身』を食べないと駄目なお父さん(お爺さん)達が多い土地柄。

どうしても食べたい!らしい😊

f:id:yakushi252:20180506082304j:image朝和定食

ヒジキが美味しいと言っていた。「腕がいいから」と言ったら、「イヤ、これは元々のヒジキが美味しいから」だって。確かに😓天然ヒジキ。

うちの父も毎晩『刺身』だった。(お酒は飲めない人だったんだよね。私の親なのに😱)

あの頃は3日に1回くらいのペースで『新湊』から行商のおじさんが来ていて、最後にうちに来て、台所で魚を下ろしたり、刺身を作ったりしていた。(残りを全部安値で置いてく)

終わったらコップでお酒(立山の二級酒)を一杯飲んで帰っていた。

もちろんお酒の代金はもらわない。

昔、料理屋をしていた時からの出入りの魚屋さんで、「うちで最後に一杯飲むのが楽しみで来ているのだから」と祖母が言っていた。

遅めのお弁当を食べ、その後中庭の縁側で一時間ほど昼寝。

そういえば、駅の外の軒下におじさんのリアカーが立てて置いてあったっけ。

立山の二級酒は毎日晩酌をする人のお決まりの酒。

透明の一升瓶は青く見える事から『青大将』と言われていた。懐かしいね。今はパックだもの。

売れ残った魚を開いて、干物にして置いて行ってくれたり、足が取れた蟹をオヤツに貰ったり。

『情けは人の為ならず』持ちつ持たれつ。いい時代だった。